森洋平鍼灸院

鍼治療のご案内Information

ご案内

当院では、鍼灸治療をメインに治療を行っております。ここでは、それらの説明を致します。

1使用鍼の紹介、説明

主に使用するハリ(鍼)はISSHIN社製ディスポ鍼(滅菌済みの使い捨て)を使用しております。長さ・太さは、患者さん一人一人の体の状態に合わせ適切な施術をするために様々ですが、極端に太い鍼・細い鍼の使用は致しません。よく注射針の様な形状や用途を想像される方がいらっしゃいますが、鍼灸治療で使うものは全くの別のものと思って下さい。他、刺さない鍼もあり、患者さんの体の状況、体質に合わせた施術を行っております。

2ハリ治療の目的

当院では、未病治を目的にハリ治療を用いて施術していきます。 どういうことかというと、既病として起こる様々な病気や症状に対し、ハリ治療で回復促進させ、未病の段階へ、そして、未病の治療をして体が丈夫で健康で体力のある状態に引き上げるという事です。 ハリ治療により体の循環を良くするのはもちろん、体も心もやわらくなります。すると流れが良くなり、回復が早くなります。 回復が早くなると、体の色んな症状が取れる代わりに体に変化が出てきます。これは、体が変わっていく中で、必ず出てくるものです。治療の最初は良い変化ばかりではない事はもちろんありますし、それにも理由があります。痛みが強く出る場合ももちろんそうです。なぜ、治療して痛みが強く出るのか、せっかく治す為にきたのにと思われる方もいると思います。最初は、過去に起こった症状が出てきたり治療後の過ごし方が間違っている事などで起こる場合があります。初診時に鍼灸師がしっかりと伝えていきますので、それを守って過ごして頂くと起きにくくなります。 また、治療後、2、3日でまた症状がぶり返してしまうケースでは、今までの忙しい生活通りに過ごす事で、せっかく回復させようとしているのを邪魔している事で起きています。 つまり、体が休ませようと痛みを出しているという事になりますので、痛みが出たときはしっかりと休んで下さい。好転反応ではなく、患者さんの動き過ぎや生活や疲労の度合が原因です。それを正すためのハリですので、ハリ治療とともにしっかりとした休養も必要不可欠となります。

3施術

治療点(ツボ、経穴)に適切な鍼を適切な深さ(1ミリ=2ミリ未満)まで刺して入れます。この時、深さもそうですが、刺す方向も工夫していますので、事故の心配はほぼありませんので、安全に安心して治療をお受けいただけます。その時、その症状に合わせて治療点を選択して、その人その人に合わせた治療を行っています。ハリを刺した状態で大体15~20分の間休んで頂きます。ハリの刺激で体の流れを変え、体が回復する状態にもっていきます。

養生適切な過ごし方の提案

当院では、その人の体や症状に合わせて適切な過ごし方を提案していきます。無理のないように養生し、疲労をより回復させる事が目的です。生活の中で疲労をためてしまう事は確実にあるので、それをうまく避ける為の工夫や負担が少なくなる工夫を提案していきます。